紅茶の香り付け(5)精油で香りのあるお茶を作ろう

直接精油を紅茶などに落とさない着香方法です。

「紅茶の香り付け(4)センテッドティー」の方でお伝えした、ジャスミンティーの着香方法がありましたが、それに似た方法です。

 

サクララヴニールからのお願いとご容赦いただきたいことm(_ _)m

このブログの内容に関するご質問が非常に多く、とうとう業務に支障が出るほどとなってまいりました。そのご質問の95%以上が弊社でお買い物をしていただいたことがない方の、他店精油を利用が前提のご質問です。恐れ入りますが、弊社でご購入戴いた精油を使用することが前提の方のみのご質問をお伺いいたします。ご質問時は、お手数ですがどなた様もご購入日とロットナンバーをお伝えいただけますようお願い致します。

  

【準備する物】

  • 消毒用アルコール
  • ステンレスかガラスのバットと蓋(蓋も精油に強い素材がベスト) 
  • 精油を入れても大丈夫な豆皿
  • 茶葉10杯分くらい
  • 食品添加物 天然香料の精油(ベルガモット精油など)

  

【方法】

(1)消毒用アルコールでバット、豆皿を消毒し、アルコールが揮発するのを待つ

(2)バットに茶葉を広げる

(3)バットの茶葉の間に豆皿を置き、豆皿に精油を1~2滴垂らす

(4)バットを密閉し、1日間、冷蔵庫で放置し、精油の香りが茶葉に移るのを待つ。

(5)茶葉を少し取り出し、香りを確かめる。

(6)香りが不十分だと思ったら豆皿を取り出し、茶葉を混ぜる

(7)新しい清潔な豆皿に精油を垂らし、密閉。また冷蔵庫で放置。これを1~5回くらい繰り返す

(8)香りが 十分だと思ったら茶葉を混ぜて、アルミ袋などに入れ、更に1日置いて香りを均一にする時間を持たせて完成。

(9)そのまま冷蔵庫に入れて保管する。

 

上記以外のやり方でも、

  • 茶葉に直接精油が触れていない状態で自然に香りが移るのを待つ
  • 清潔な状態

の条件を満たせば出来ると思います。

 

ザルなどを使って茶葉、精油、茶葉、精油・・・・と精油を茶葉で挟むように層を作るのがベストでしょう。

直接精油を垂らして着香するより時間はかかりますが茶葉が吸い込む成分量も大量にはなりづらいので安全です。ですが、香りが通常の精油で香り付けした市販品以上に強すぎると思われたら、お茶を入れるときに着香していない茶葉にブレンドして使うなど、使用量を減らしてください。